取り組みについて

【てくてくの3つの取り組み】

2012年度から見守りスタッフの充実、運営も3年目を迎えずいぶんとスムーズにできるようになったこともあり、活動の質をよりためてゆきたいの思いであらたに3つの取り組みをはじめることにしました。

1)てくてく×ビーチクリーン

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てくてくとしての、活動場所は4か所あります。
前田川、秋谷海岸、長坂原らっぱ、雨の日のショクヤボ。活動場所は、こどもたちの状態、季節、天候でその都度セレクトして活動してきました。
秋谷海岸でもずいぶんとこどもたちが存分に遊ばせてもらっていて、その自然に恩返ししたい、こどもたちに小さい年齢からビーチクリーンを通して自分たちがおかれている環境を考え、大切にしていくことを伝えたいと想い、今期から海で活動する中で、1~数回程度、てくてくの時間内で親子でビーチクリーンを行うことにしました。
内容としては、てくてくのお集まりの後、10分ほどビーチクリーンをする意義をこどもたちにわかりやすく説明し、親子で40分ほどビーチクリーン。集めたゴミは、かながわ海岸美化財団に回収にきていただく。
美化財団で提供してくださるゴミふくろはサイズが大きいので、未就園児のこどもたちには、各自スーパーのビニール袋を持ってもらい、軍手もこどもは各自用意。ビーチクリーンが終わってから、ママたちが集めたゴミに、こどもたちのゴミもまとめています。

ビーチクリーンをする前の10分ほどのお話の内容としては、ぬいぐるみなどを使って、くちばしに釣り糸や、プラスティックのリング状のものがからまり餌を食べれなくなる鳥やアザラシなどの話、スーパーのビニール袋をみせて、ふくらませ、それが何に見えるか質問して答えてもらい、ビニール袋はウミカメがクラゲと間違えて食べてしまったりすること、ペットボトルのふたやハブラシなどプラスティックを、えさと間違えて鳥やいるか、ウミガメなどが食べてしまい、それが排泄されず胃に残り、どんどんたまり続けてそのうち食べ物が食べられなくなり死に至ること、漁師さんが漁をする時に使う漁具や漁網がゴミとして漂流して、ウミガメやオットセイ、鳥などが、漁網にからまりぬけなくなり死に至る。ゴーストフィッシングは、漁網を回収しないかぎりえんえんと続くことなどを伝えています。
ゴミ拾いをする際、細かいゴミをひろうことこそ、私たち個人ができること。大きなゴミは、美化財団の大きな清掃車が入って回収しているが、半永久的に自然分解しないといわれているプラステックの細かいゴミほど、動物たちがえさと間違えて食べやすいから、てくてくのみんなには細かなゴミこそ拾うようにしてほしいことを伝えてから、ビーチクリーンに入ります。
他、安全面の注意点としては、
・ビーチクリーン中には、ママたちの目が行き届かない場面もあることから、海には入らないこと。
・医療廃棄物(注射針)、産業廃棄物(危険性の高い薬品が入っている場合もある)と思われるものには、触らないで大人に声をかけること。

最後に、私達には2つの手がある。一つは大切な人のため、自分のためにきれいな貝殻をひろう為の手、もう一つは、誰かを助ける為の手、ビーチクリーンの時は動物たちの命を少しでも助けるために使ってほしいという想いを伝えています。

【参考サイト】
かながわ海岸美化財団
JEAN

【参考書籍】

海ゴミ―拡大する地球環境汚染 小島あずさ・眞 淳平著
海はゴミ箱じゃない! 眞 淳平著

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第一弾!!てくてく×ビーチクリーン:2012年10月9日

第二弾!!てくてく×ビーチクリーン:2013年11月29日

2)てくてく×ぐるぐる(無料交換市)

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てくてくとしての活動場所の一つ長坂原らっぱは、見通しがよく、車の心配も車を出し入れする時以外はさほどなく、こどもたちを遊ばせるには比較的安全な場所。
てくてくでの原らっぱでの活動日の時は、他の活動場所より少しだけママたちもおしゃべりに夢中になっても安心なので、ここでならぐるぐるをしても大丈夫だろうと、今期初めてぐるぐる(無料交換市)を開いてみました。

当日は、お家に眠っている使わない物、たんすのこやし、私にはもう必要のないものが、他の人にとっては必要かも!?
まだ使える物は、簡単にゴミにしないで、使いたい人へぐるぐる回して大切に使い回しましょ!ということで、それぞれが出したいだけおもちゃから、食器から、衣類からぬいぐるみまで、シートの上に持ってきたものを広げて欲しいものは遠慮なくそれぞれにもらってかえるというお金のかからない無料交換市。

欲しいものがかぶったら交渉!!お互いで話しあって決めるでもよし、じゃんけんでもよし、それは当時者でやりとりしてもらいました。
一つだけ設けた決まりごとは、持ってきたもので残ったものは、持ってきた人が責任もって持ち帰ること。これだけは事前に伝えて、 しっかり守ってもらいました。

見知った中でのぐるぐる、はてさてどうなることやら・・・と思っていましたが、終わってみれば、なかなかどうして、とても楽しいぐるぐるとなりました。
こどもたちも自分の欲しいおもちゃをgetしたり、これはお兄ちゃんにお土産にするとはりきって選んだり、これは●ちゃんがきていたお洋服だから、「ほしい~」など、モノだけでなくそれぞれのモノがもつ背景までも楽しみつつの交換市となりました。

物があふれている今の社会。ぐるぐるを通して、物を大切にする気持ちが伝わっていくといいなとの想いで、今後も継続的に原らっぱてくてくの時は行うこととしました。

こうして人と人が物を介して繋がっていく事が 当たり前のようにできる地域社会になっていくと、もっと、人との関係が豊かになっていくんじゃないかと思います。
てくてくがモデルとなって、自主保育その他いろんな場所で、もっとひろがっていくと良いなと思います。

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第一弾!!てくてく×ぐるぐる(無料交換市):2012年11月13日

3)てくてく×お話し会

てくてくの中でなら、ママたちに向けてのお話会がスムーズにできるのではないだろうか・・・
てくてくの中でなら、こどもたちはやのんさん+スタッフと楽しく遊んで過ごし、ママたちは身を軽くしてお話に集中する時間を1時間ぐらいなら持てるのではないだろうか。
場所は長坂原らっぱなら安全面でも安心。こどもたち同志のつながりも夏キャンプを終えてさらに強くなり、ママたちから離れてやのんや身守りスタッフと遊ぶ姿も多くみかけるようになり、そんな想いが膨らみました。

そして、少し前、【おかあさんたちの、まあるい会議】にて、逗子で自然食品店【陰陽洞】を営む 福田妙子さんをお迎えしてのお話会を聞く機会にめぐまれました。テーマは、「まいにちの食の安全をつくるおかあさんというしごと」と子育て相談。もしも!の時を考えるのも子育てイベントのひとつとして、福田さん宅のユニークなエピソードもまじえながらのお話が大変おもしろく、そしてためになり、これは是非、てくてくのママたちとも共有したいと想い、是非次回はてくてくで!ということでお願いさせていただいたところ、福田さん快諾くださりました。

お話会当日、てくてくの活動時間の中でのはじめてのお話会、ぐずる子がいてお話どころでないかな・・・の心配をよそに、やのん先生+見守りスタッフたちがこどもたちを遊びに誘いながら、上手に少し離れた場所まで誘導。
10時15分ぐらいからママたちに向けてのお話会、ゆるゆるスタート。最初1時間をめどに、この日のテーマである、「年齢に応じた食の与え方」を、福田さんからお話いただき、お昼までをめどに質疑応答。真剣に耳を傾けるママの姿、遠くにこどもたちの元気に遊ぶ声を聞きながらのお話会、長坂原らっぱ、外でのお話会も初の試みでしたので、お天気なども心配ではありましたが、ありがたいことに天気にめぐまれ、なごやかで有意義な時間となりました。

質疑応答にはいってからは、福田さんの前に次から次へとママたちが並び、自分なりに悩んでいることや気にかかることなど、それぞれに向き合って相談していました。
未就園児を抱えているママたちは、聞きにいきたくともなかなかゆっくりお話を聞く機会を持つのはむずかしいものです。スタッフ側から提案する内容のお話会はもちろんのこと、ママたちから要望がでたら、それにこたえてお話会や勉強会を開くことも、今後も引き続き取り組んでいけたらと思っています。

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第一回 てくてくお話会×陰陽洞 福田妙子さんをお迎えして『年齢に応じた食の与え方』:2012年11月27日
第二回 てくてく救急講習会×応急手当指導員の先生をお迎えして:2013年6月25日

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